株式会社 藤木コ-ポレ-ション
代表 那須 竜一 様
濾過システム
機材の長寿命化
フィルター交換・メンテナンス性向上
作業環境改善
生産性向上
課 題
■微細スラッジによる機器への影響
■自動加工を実現するための濾過性能
■フィルター交換などの手間を省いて 加工に集中したい
効 果
■機器の長寿命(ロングライフ)化
■高い濾過性能により自動加工が可能に
■フィルター交換作業の省力化
■超硬の再資源化
クライアント様情報
株式会社 藤木コ-ポレ-ション
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藤木の刃物は部品加工を得意とする三矢工業様の長年の加工実績やノウハウを元に製作しています。
刃物に加工ノウハウの付加価値を付けお客様に提供いたします。
事業内容
使用機械
導入フィルトレーション
牧野フライス精機 CNJ2(高精密CNC工具研削盤)
牧野フライス精機 AGE300FX(高精密CNC工具研削盤・高速全自動機)
超硬工具の再研磨・製造・販売
FWC(精密濾過装置SGL)
|目次
導入の経緯について
珪藻土濾過装置の
濾過性能や交換作業に課題を感じて
サンメンテナンス工機製の精密濾過装置やフィルターを導入していただいておりますが、
濾過の必要な理由や導入に至った経緯についてお教えください。
藤木コーポレーション 那須様:以前使用していた濾過装置は、珪藻土を使用したタイプで、フィルター交換に手がかかることや、思ったほど研削油がきれいにならないといった点が課題でした。特にフィルター交換では、珪藻土の粉が片栗粉のような感じで舞ってしまうため、濾過装置の周りが真っ白になり汚れてしまうので、交換の度に掃除が必要でした。そこでもっと手間のかからない濾過装置を探していたところ、牧野フライス精機さんからご紹介いただき、サンメンテナンス工機製の濾過装置を導入しました。
濾過装置が必要な理由についてお教えください。
藤木コーポレーション 那須様:濾過装置は工作機械の故障対策のために必要になります。
研削油の中にスラッジが溜まると、主軸の隙間にスラッジが入ってしまって主軸が壊れるのが早くなってしまうため、濾過装置を使用して研削油のスラッジを取り除いています。
導入後の変化について
研削油が非常にきれいで工作機械や周囲が汚れない
フィルター交換も楽で手がかからない
サンメンテナンス工機製の濾過装置導入後の変化についてお教えください。
藤木コーポレーション 那須様:今までは、濾過装置には手がかかることがあたりまえだったのですが、サンメンテナンス工機製のフィルターに代えた時にはびっくりしましたね。
あまりにも手がかからないことに加え、研削油が非常にきれいになるのです。研削油のスラッジを濾過していない環境で工作機械を見た時には、機械やその周辺は真っ黒なんです。当然、研削油も(イカスミみたいに)真っ黒なんですけれど、サンメンテナンス工機製フィルターを使い始めてからは、そのようなことは全く無くなりました。その上周りも汚れない、フィルター交換もそれほど難しい作業ではないという点ですごく楽になりましたね。
事業拡大の目的・旧機種と新機種の比較
工具製造分野への進出を目指して
新しい工具研削盤(自動機)を導入
新しい工具研削盤を導入されましたが、その目的や旧機種との違いについてお教えください。
藤木コーポレーション 那須様:これまでは、再研磨をメインで仕事をしてきましたけれど、徐々に工具製造の分野にも進出していければと思い、新しい工具研削盤[牧野フライス精機:高精密CNC工具研削盤 AGE300FX(高速全自動機)]を導入しました。
旧機種[高精密CNC工具研削盤 CNJ2]と新機種[AGE300FX]の違いは、旧機種は剛性が無い分ある程度の負荷がかかった時に逃げるため、動きはしなやかです。
新機種は、剛性や土台がしっかりしているので負荷がかかっても逃げない、面粗度が高く非常にきれいに仕上がります。
また、自動ワーク交換装置と砥石・研削液ノズル交換装置を搭載し、自動加工ができる点が旧機種との違いです
CNJ2
AGE300FX
自動加工と濾過性能について
フィルターの目詰まりが無くなり
自動加工を持続することが可能に
自動加工を行う上でフィルターに求めるものについてお教えください。
藤木コーポレーション 那須様:自動加工を行う上で、加工を持続するためにはフィルターの濾過性能が大変重要になります。珪藻土タイプの濾過装置で自動加工を行っていた頃は、6時間程度でフィルターが目詰まりするため、加工を持続することが出来ませんでしたが、サンメンテナンス工機製の濾過装置を導入した後は、フィルターが目詰まりすることは無くなり、自動で最後まで加工が行えるようになりました。
フィルター交換・廃棄について
フィルター交換や廃棄に手がかからず
加工に集中できる点が大きなメリット
フィルター交換や廃棄について利便性を実感いただいた部分はございますか。
藤木コーポレーション 那須様:珪藻土を使用していた頃は、フィルターの目詰まりの交換で2日に1回を目安に交換していましたが、サンメンテナンス工機製フィルターは3ヶ月から半年を基準に交換を行なっています。
交換作業に手がかかることがなく、加工に集中できるという面では大きなメリットになっています。
フィルターの廃棄についても、使用後のフィルターを、サンメンテナンス工機で引き取り、廃棄処理、全て行っていただいています。さらに、超硬の比重で買取して、購入する際のフィルターの価格に反映してもらえるので、その点も助かっています。
機材の長寿命化
作業環境改善
フィルター交換・メンテナンス性向上
生産性向上
SMKフィルトレーションへの評価
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